お知らせ

2017.03.20 そばバカ日誌

大さわが国産そば粉に拘る訳

現在大さわでは、開店当時は主に北海道産、その後も北海道を中心に栃木・福島・滋賀・福井・大分・秩父産を使ってきました。震災以降は、福井・滋賀・信州産を。現在では寄居町の風布釜伏在来種と福井在来種のそばを使用していますが、国産のそば粉を使う理由は17年前の蕎麦教室の懇親会に遡ります。

蕎麦教室の先輩方や出入りの業者さん・蕎麦の本を沢山出版している方などがいらした賑やかな楽しい会でした。お酒も入り普段の授業では聴けない話が沢山ありました。その中で、同じテーブルにソバを納めている商社マンが居て、ある人が「仕事の関係で行った国の港に麻袋に入った玄そばが野積みになっていた。大丈夫なのですか?」と聞くと「コンテナに積み込む前にしっかり消毒しますから虫やネズミが湧く心配は有りません。うちは中国ですが、例え赤道を越えても大丈夫です。」と答えました。その後、酔った勢いで産地偽装(そういえば会場にいた粉屋さん何年か後摘発されてました)、国産・外国産蕎麦の事や製粉会社の衛生問題等色々詳しく話してもらいましたが、書けません・・・・・・・。

その時以来、そばは国産を使おうと、粉屋さんは現場を見てから買おうと思いました。