お知らせ

2017.03.20 そばバカ

田舎そば

開店以来7年大さわでは、玄蕎麦を2度挽きした黒くてザラザラした10割蕎麦を提供してきました。

開店前、尊敬する秩父の手打ちそばこいけの小池重雄さんに「そば殻は蕎麦じゃないからうちでは使わない」と言われたのがずっと引っかかっていました。

昔ながらの秩父のソバは、玄蕎麦を殻ごと挽いてつなぎを七から五分入れるそうですが、厳選した玄蕎麦と良い製粉機を使うことでなんとかつなぎなしで打ってきました。そこそこの田舎蕎麦が出来ているとの評価を頂いてきましたが、そば殻が喉に引っかかる感じに違和感を覚えていて、昨年秋から少しづつ製粉方法を変えながら田舎そばを打ってきました。

現在は、そば殻の量を控えて甘皮を多く挽き込んだ江戸そばの店の田舎そば風で、繋ぎを5%加えています。製粉方法を変えたことで以前の様に沢山田舎そばを打つことが出来なくなりました。平日で10色・土日祭日で15~20食限定となっていますので、田舎そばを召し上がる方は早めにご来店ください。