2024.05.12
私の尊敬する秩父の こいけさんの記事です
平成22年(2010年)10月15日の埼玉新聞県北版に掲載された、蕎麦の神と崇める小池重雄さんの記事です。
実は私、こいけのすぐ近くの高校に通っていたのですが、蕎麦を打ち始める36歳まで食べたことがありませんでした。
立石のそば教室で、先輩方から、「秩父長瀞の出身なんだ。いいね!秩父には日本一の蕎麦屋 こいけ があるから」と言われ驚きました。
子供のころから食べていた秩父蕎麦は、玄蕎麦の殻ごと碾いて繋ぎのほうが多いモソモソした田舎そばで、甘くて薄い椎茸出汁で
したので、東京で食べる江戸蕎麦のほうがはるかに美味しいと思っていました。
食べてびっくり「ふわりと優しい腰で、蕎麦の風味が口いっぱいに広がり、飲み込んでから香りが戻ってきました。甘すぎない出汁が蕎麦の甘さを際立たせて衝撃」でした。
こんな蕎麦を打ってお客さんに食べてもらいたい。今でも私の目標です。