お知らせ

2023.06.06 そばの産地

福井県産 寒晒し蕎麦 入荷しました。

 今年もまたまた懲りずに「越前寒晒しそば」に挑戦中!
 今年は8日から大雪に見舞われ、川まで行けるかどうか心配だった。一乗滝までは行けず、一昨年漬けた手前の小川に漬けることとした。大寒からから4日遅れての作業。今週末には引き揚げる予定。後は寒風に晒して乾燥する。
 原料は、越前大野産、福井県認定の特別栽培玄ソバである。
 また、今年は雪が多かったので、コンテナに水を流し、玄ソバを漬け雪を被せてみた。水温は0℃。大寒に仕込んで明日にでも引き揚げる。
 寒晒し処理とは、秋に収穫した新そばを、玄そばの状態で厳寒の冷たい清流に10日から14日ほど漬け、それを引き上げ戸外の天日と寒風に晒しながら約1ヶ月かけて乾燥する一連の作業である。こうして作ったソバは、アクが抜け舌触りも良く、甘味のある淡白な味わいの蕎麦になるとされている。
 寒晒しそばは、古くは江戸時代に、信濃国の高遠藩・高島藩から将軍家へ献上されていたとの記述があり、現在でも山形、福島、長野などで復活され、村おこし事業の一環として取り組んでいる地域もある。
 10日から2週間ほどつけるが、芽が出ることを心配して暖かい日が続くようだと早めに水揚げする。昨日は暖かくチョット心配。
今年はどんな味になるでしょうか?
乞うご期待下さい!